札幌市で離婚協議書・離婚公正証書・不動産の名義変更などの相談なら
ふくちたつや司法書士・行政書士事務所
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西7丁目1-1 SAKURA-N3
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夫婦で話し合って協議離婚するときには、以下の流れで進めましょう。
まずは離婚の準備をしましょう。いきなり相手に離婚を切り出すとスムーズに進まなかったり希望する離婚条件を定められなかったりするリスクが高くなります。
具体的には以下のようなことを行いましょう。
●財産分与の資料を集める
預貯金通帳や保険証書、不動産の売買契約書や全部事項証明書など、財産に関する資料をできるだけたくさん集めましょう。
●不倫やDVの証拠を集める
相手が不倫している場合やDVを受けている場合などには、証拠が必要です。写真やLINEのやり取り、場合によっては探偵事務所に依頼したりして証拠集めをしましょう。
●別居するなら資金を集める
離婚前に別居すると、引っ越し費用や家財道具などを買いそろえる費用が必要になる可能性があります。ある程度資金を準備しましょう。
●行政書士などの専門家に相談してアドバイスを受ける
離婚を有利に進めるためには法的な知識が必須です。話し合いを開始する前に専門家に相談して、どのような条件を設定するのがよいか聞いておきましょう。
協議離婚するときには以下の2点に注意が必要です。
財産隠しに注意
財産分与をするときには、相手による財産隠しを防がねばなりません。財産を隠されると、受け取れる財産を減らされて不利益が生じるからです。
事前にしっかり財産資料を集めるとともに、相手が把握している財産はきっちり開示させましょう。
離婚前に別居するときにも注意が必要です。
夫婦にはお互いに扶養義務があるので、別居後も離婚が成立するまでの間は生活費を分担し合わねばなりません。
収入の低い側や子どもを育てる側は、相手に「婚姻費用」という生活費を請求できます。
専業主婦で収入がない方でも婚姻費用を請求できるので、無理に同居を続ける必要はありません。
一方で収入の高い側の方は別居後も離婚するまで婚姻費用を払い続ける必要があります。
金額はお互いの収入状況によって変わります。
こちらの婚姻費用算定表から相場を確認できるので、必要に応じてご参照ください。
養育費・婚姻費用算定表 ※裁判所より
協議離婚を進めるとき、自分1人で対応するとどうしても知識不足のため不利益を受けてしまいがちです。
行政書士などの専門家からアドバイスを受けておけば、きちんと権利を主張できるので不利な条件で合意してしまう危険も低下するでしょう。専門家に離婚協議書や離婚公正証書の作成を依頼すれば安心です。
当事務所では協議離婚のサポートに積極的に取り組んでいますので、お悩みの方がおられましたらお気軽にご相談ください。
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